ANA Latte Special '09.2 高野山/大阪

静寂に包まれる:世界遺産・高野山で心を浄化「高野山/金剛峯寺」

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南海鉄道で、なんばから一路、高野山へ


 かねてから訪れてみたかった高野山。「高野山へは大阪からのアクセスが便利」と耳にして、高野山を訪れることにしました。伊丹空港からなんばへ出て、南海電鉄の特急で約1時間30分。高野山参拝の玄関口「高野山」駅へ到着です。
 高野山は今から1200年もの昔に、弘法大師空海が開いた仏教の聖地。九度山の慈尊院から高野山奥の院へと続く石道を、数えきれないほど多くの人々が歩み、参詣してきたのです。
 まず訪れたのは、高野山真言宗の総本山で、山内117カ寺をまとめる「金剛峯寺(こんごうぶじ)」。約48,000坪の敷地内には、南北約70メートルの主殿のほか、奥殿(おくでん)、書院(しょいん)、鐘楼(しょうろう)、護摩堂(ごまどう)、阿字観道場(あじかんどうじょう)等の建物が並びます。主殿内の大広間には美術品としても一見の価値がある「狩野派の襖絵」が飾られていました。さらに歩を進めると美しい石庭が出現します。凛とした佇まいの石庭を眺めていると、気分が落ちついてきました。

雲海の中で、雄雌、一対の龍が奥殿を守るようにつくられていることから、「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」と名付けられた石庭。石庭としては、日本最大。

 
  弘法大師がご入定されている「奥の院」の手前にかかる御廟橋(ごびょうのはし)。ここから先は、浄域のため、撮影は禁止。参拝者はみな、合掌をしてから渡ります。

奥の院へと続く参詣道をのんびり散策


 金剛峯寺を抜け、山内の寺やお土産屋さんを眺めながら、のんびりと散策を。向かう先は、伽藍(がらん)と並ぶ高野山の二大聖地のひとつ「奥の院」。弘法大師が62歳の時にご入定された奥の院では、今も弘法大師が人々のために祈りを捧げていると伝えられています。奥の院へ向かう参道には、武田家や徳川家、豊臣秀吉など、かつては敵味方として闘った歴代の武将たちの墓所が建ち、それらを守るかのように杉の老木が並びます。「ここには、敵味方や宗派による区別はないんですよ」と案内の方が教えてくださいました。
 いつの時代も、分け隔てなく、訪ねる人々を優しく迎えてくれる聖地・高野山。静けさの中に漂う身の引き締まるような神聖な空気が、大切なことを教えてくれました。
高野山/金剛峯寺へのアクセス


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