 |

「ノエル・アームズ・ホテル」での宿泊を決めるきっかけとなったのは、1657年製のオーク素材でできた天蓋つきベッドを、ぜひ見てみたいと思ったからです。問い合わせてみたところ、現在でも、このベッドは使われていて、宿泊ができるそう。お姫様や貴族たちのベッドを模したアンティークベッドは、踏み台なしでは上がれない高さ。昔は高いベッドがスタンダードだったそうです。柱には細かな木彫りが細工され、とても豪華な雰囲気です。350年以上もの間、どれくらいの人々がこのベッドで夢を見たのでしょう。一度も壊れることなく、使われ続けるベッドに職人のワザとていねいな仕事ぶりが光ります。古くなっても、よいものは大切に使い続ける。なんでも手に入る便利な時代に、失われつつある大切な気持ちを、思い出させてくれた気がしました。

|
 |
 |
 |
館内には、昔ホテルで使用されていた古い電話など、おしゃれなアンティークのインテリアが飾られています。現在でも、内線に使用されているそう。
|
|
|