 |
 |

築100年近い日本家屋は、古い味わいを残しつつも室内はリフォームされていて大変きれいな設えです。和室の奥の部屋には小さなテーブル席もありました。窓枠や吊りランプなどは木の温もりにあふれ、窓からは柔らかな陽射しが差し込み、部屋全体がやさしい雰囲気に包まれています。庭を眺めると、花木や野草があふれんばかりに咲き乱れていました。春にはなんと160種類以上の花が咲くとか。一年中、花を欠かさずに生けることができるように育てているそうで、床の間には春の季節を感じさせる可憐な花が生けてありました。そのほか、持ちやすいように手を加えた蜜入れなど、茶道を知る店主ならではのさりげない気遣いがあちらこちらに感じられ、優しさとノスタルジックな空間に、心はどんどん解きほぐされていきます。時折走る江の電の音をBGMに、ほんわかとした午後を過ごしました。

|
 |
 |
 |
縁側に咲いていた梅にも情緒を感じます。春にはユスラウメという桜木が花を咲かせるそう。江の電が通る度に、桜の花びらがひらひらと舞う姿を思うと、満開のころに再び訪れたい気持ちが募りました。
|
 |
|