ANA Latte Special '08.2 広州
沙面は、東西に3本、南北に5本の通りからなる整然とした美しい街でした。現在も外国人が多く訪れるため、街の看板には中国語とアルファベットの2つの表記がありました。

イギリス、フランスの香りが残る街並みへ

沙面は、珠江沿いにある小さな人工島。古くは今から1000年ほど前、宋や元の時代より外国貿易を行うために作られ、アヘン戦争後は英・仏両国の租界地となりました。その時代に建てられた西洋建築物が現在も数多く残っています。当時のヨーロッパへタイムスリップしたような異国情緒漂う街の中を、ゆっくりと歩いてみました。島の中央を東西に走る沙面大街へたどり着くと、太極拳や蹴羽根(中国式蹴鞠)を楽しむ地元の方々の姿がちらほら。市街地は、高いビルがそびえ立ち急成長を遂げている広州ですが、沙面には時が緩やかに流れるのどかな風景が広がっていました。

歴史深い建造物に触れるひととき

沙面には、古い建物を利用したおしゃれなお店やカフェ、レストランがありますが、中でも沙面四街沿いの「勝利賓館」はぜひ訪れていただきたい場所です。1920年に創建され、イギリス資本の銀行や領事館などの時代を経て、現在はクラシカルなホテルになっています。塗装改修は行われていますが、外壁は当時のものをそのままを利用していて、広州の文化財のひとつにもなっているそうです。重みのある壁にそっと手をあてると、賑やかな交易の場として栄えていた当時の様子が伝わってくるような気がしました。シックな装いのホテルに憧れる旅人も多いとか。歩き疲れたらラウンジでお茶を楽しんでもいいですよね。




「勝利賓館」は美しいながらも重厚な趣きがありました。広州唯一の西洋式クラッシック4つ星ホテルとして人気を集めているそうです。

 
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