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工房の様子。夏場には50度を超えるという暑さにもかかわらず、職人さんは常に釜の傍らで金平糖を見守っています。
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「緑寿庵清水」は、日本でたった1軒の金平糖専門店です。のれんをくぐると、甘い香りとともに、ザザーッと波のような音……。奥の工房をのぞくと、斜めに傾けられた釜の中で、たくさんの金平糖が波のような音をたてて流れ落ちていました。昔ながらの金平糖というのは、なんと2週間以上もかけて作るのだそうです。もち米を細かく砕いたイラ粉と呼ばれる核を釜に入れ、蜜をかけて乾燥させると周りに蜜の結晶ができます。それを何度も何度も繰り返すことで、あのお星様のような形の金平糖ができあがるというわけです。金平糖はとてもデリケートなので、その日の天候や気温によって、釜の温度や蜜の濃さなどを調整しなければならないそうです。熟練の職人さんが2週間以上もつきっきりで育てあげた、愛情いっぱいのお菓子だったんですね。
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