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お座敷があって、中庭があって、とても品のある割烹料理屋なのですが、こんなに落ち着くのはなぜでしょう。築170年にもなる古民家などを移築しているためか、玄関を開けたとたん、ただいまと言いたくなる雰囲気。長い間、使われ続けている木のぬくもり。すべてがあたたかく迎え入れてくれます。さらに、安心感を与えてくれているのが女将。もともと芸妓をされていたとのことで、立ち居振る舞いは完璧なうえに、おっとりしていてユーモアたっぷり。お話しているだけで、心が和みます。「“月にはうさぎがいて、おもちをついている”と信じていた子どもの頃の純粋なこころを大事にしたくて“夢うさぎ”という名前にしたんです」。店内のあちらこちらには、かわいらしいうさぎのモチーフが。どれも私たちをやさしく見守ってくれているかのようでした。

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ふたり席にちょうどいい、隠れ家のような半個室。ぼんやりと浮かぶ半月に、まるで、お月見をしているような感覚になります。
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