ANA Latte special '07.2 東京、大阪、名古屋、福岡
仲見世通りから横道に入ると、仲見世とはまたガラリと違ったタイプの下町がありました。落ち着き払ったその道を抜けると、すぐに浅草演芸ホールにたどり着きます。

“粋”な時間に酔いしれる

都会的なイメージばかりでなく、下町の風情も、忘れてほしくない東京の魅力の一つ。そんな東京を堪能するには、例えば寄席。まだ東京の地を踏んだことのない初心者の皆様はもちろん、すでに東京に住んでいる皆様も、ぜひ一度、寄席に足を運んでみるのはいかがでしょう。訪れたのは「浅草演芸ホール」。暗がりの客席には、赤と白のぼんぼりが灯っています。どこか耳慣れた太鼓と三味線の音色が会場に響き渡ると同時に、どん帳が上がりました。舞台に据え置かれているのは、紫色の座布団が一枚。着物の袖を払いながら腰を下ろした芸人さんが、小話を始めます。朗々と語られる話に引き込まれていくのはもちろん、そんな時間や空間そのものに酔いしれてみてください。
語り継がれてきた古典の型

落語では、扇子とてぬぐいが小道具として使われます。時には箸に、時にはキセルに、なめらかな手さばきで七変化させていくのです。現代風にアレンジされている話もありますが、特に面白いのは昔ながらの古典。話の展開がわかっていても、会場を笑いでいっぱいにしてくれます。かめばかむほど味が出る。古典落語は、そんなタイプの伝統芸能なのかもしれません。落語を理解するのはまだまだ先と思っている方も多いかもしれませんが、いったん足を踏み入れてみると意外とすんなり溶け込めるもの。大切な人と一緒に、着物で出かけて、粋な気分を盛り上げてみるのもいいですね。


入れ替え制度はありませんので、一度入場したら心ゆくまで遊べます。客席は飲食も可能。周囲を散策していて見つけた浅草の味を、どうぞ館内でもご堪能ください。

 
佐藤CAの“東京、大阪、名古屋、福岡”旅プランナー
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