客室乗務員は、さまざまな場所を訪れ多くのお客様と出会い、人と人との繋がりの温かさを感じられる仕事です。一度お会いしたことがあるお客様に再度お会いしたときには、声をお掛けし、搭乗のお礼をお伝えするようにしています。「お会いしたことがある客室乗務員に声をかけていただきました。金曜日の最終便で多くの人が疲れている中、貴方の笑顔で疲れが吹き飛びました。ありがとう」というメールが会社に届いたときには、とてもうれしかったですね。また、ひとつの飛行機の中で一緒に乗務している多くの仲間からは、チームワークの力を教えてもらっています。仲間と力を合わせて一体感のあるフライトをつくりあげることができたときには、「ANAの客室乗務員になってよかった」と感じずにはいられません。
一方で、フライト中に予想外の緊急事態に直面したことがあります。以前、突然お客様が倒れられ、意識が朦朧とした状態で体の自由がまったく利かず、到着地で救急車を手配するということがありました。私たちの迅速な対応と判断がお客様の一大事に大きく影響する場合もあります。限られた時間と上空という環境の中で必要とされる正しい知識や判断力、クルーの統率力を保持していくことの重要性や難しさを、日々痛感しながら乗務しています。





