今月のテーマ*「心に残るお土産選び」術
 
お土産のチカラ 〜思い出のモカ小福〜|篠原CA   世界各地の猫の置物を集めています! |豊田CA
私が客室乗務員になって間もないころ、稚内空港で次の便までの待ち時間を過ごしていたところ、キャプテンから「これおいしいよ」と、小さな大福をひとつもらいました。モカクリームが入った大福は、甘すぎず、口どけなめらかな味でとてもおいしくて驚きました。それが稚内空港のANA FESTAで販売している御菓子司小鹿の「モカ小福」だったのです。キャプテンから何気なくもらった大福は、私の中で忘れられない味となり、それ以来、稚内に行ったときには必ずお土産で買って帰るようになりました。そして、この大福を食べるたびに客室乗務員として新米だったころを思い出し、温かい気持ちになります。そこでしか買えないものを買って、思い出とともにまわりの人たちに楽しい気持ちをお裾分けできる……お土産にはそんな力があると思います。
みなさまはお土産というと、どのようなものを思いつかれるでしょうか? また、そのお土産は家族や友人へのものでしょうか? それとも自分へのものでしょうか? 私は海外旅行へ行くと、必ず自分へのお土産として猫の置物を買います。小さいころから猫が好きで、初の海外旅行で行ったグアムで何気なく買ったのがきっかけでした。それ以来、ハワイ、シンガポール、バリ、イタリアなど、さまざまな国の猫の置物を集めています。中でも特徴的だったのが、トルコで買った置物です。猫の置物というと、ほとんどの国では木彫りで茶色や黒色が定番なのですが、トルコのものは陶器でできており、鮮やかなブルーに赤い花柄が入って、異国情緒たっぷりの個性的な猫でした。部屋に飾っている猫たちを見ると、その国でのさまざまな思い出が頭に浮かんできます。次に訪れた国ではどんな猫に出合えるか、毎回楽しみにしています。

お土産に迷われたら、ぜひご相談ください!|中川CA   この季節ならではお土産で、おいしい鍋を!|宮崎CA
旅先から友人へのお土産も、訪問先への手土産もなかなか選ぶのが難しいものですよね。とくに男性から女性へのお土産は、機内でもよくお客様から相談されることがあります。それだけ真剣に選ぶのは、贈る相手の喜ぶ顔がみたいからだと思うと、とても微笑ましくもあり、またこちらとしても責任重大という緊張感を感じます。お土産を受け取る喜びは「ものをもらう」ということよりも、「離れていても自分を思い出して考えてくれている」という事実がよりうれしいのだと思います。お土産として贈ったものを喜んでもらえると、贈った側もうれしいもので、後日同じ場所に行ったときに、その品物を見ただけで喜んでくれた友人の顔を思い出し、思わず手に取っていることもあるはずです。お客様の相談を受け、お土産選びをお手伝いして、思い出に加えていただける……「こんなうれしいことはない!」と思うと、ついついお土産選びのお手伝いに熱が入ってしまいますね。お土産選びにお困りの際には、機内で遠慮なくお尋ねください。

 
フライト先での楽しみといえば、その土地ならではのおいしい名物料理をいただくことはもちろんですが、お土産を購入することも楽しみのひとつです。とくに限られた期間や季節にしか手に入れることのできないお土産はとても魅力的です。家族や友人に、夏の沖縄ではマンゴーを、冬の小松や鳥取では市場でとれたばかりの蟹を送るクルーもいます。沖縄のマンゴーは有名だと思いますが、なかでも、8〜9月の限られた期間のみ出荷される「キーツマンゴー」というマンゴーは、アップルマンゴーの1.5倍くらい大きく、濃厚な味が楽しめるのでおすすめです。今年はあいにくその時期に沖縄ステイがなく、手に入れることができず残念でした。その季節にその土地に行かないと買えないものをいただくと希少価値があり、よりうれしいものです。これから鍋本番の季節到来! 北海道や日本海の蟹、山口のふぐや秋田のきりたんぽ、福岡のモツや水炊きセットをお土産に、みんなで鍋を囲んで温まるのが今から楽しみです!

「未来」に楽しみを見出すお土産選び|溝端CA   困ったときの「お土産セレクション」|河内CA
最近、友人宅を訪問することが何かと多くなりました。持参するお土産は、訪問先の友人にまつわるエピソードがうかがえるものを選ぶようにしています。以前、「利休道歌」から心に残る句をご紹介したと思いますが、今回もその利休道歌からお土産にまつわる句を見つけましたのでご紹介したいと思います。「余所などへ花をおくらば其花は開きすぎしはやらぬものなり」これは今が見頃の花を先方に贈っては、先方が花瓶に生けるころには枯れ始めていたり、愛でる期間が短くなってしまうので、あまり開いた花は贈ってはならないという意味です。つまり、贈り物は、贈る方が「今が旬だ」と感じるものではなく、贈られた方が「未来」に楽しみを見出すものの方が喜ばれる、ということでしょう。そんなことを意識しながらお土産探しをしてみると、相手の方が楽しみに「その時」を待つ情景が浮かんできて、なんだかうれしくなります。また、そのようにして選ばれたお土産を受け取った側も、その感動を相手に伝えることで、お土産から始まるストーリーを互いに築くことができたら、とてもすてきだと思います。
 
お土産という言葉や習慣が一般化し、定着し始めたのは江戸時代中期からで、お伊勢参りなど庶民の旅が盛んになったころと言われているそうです。地方に行った際、その土地の産物を持ち帰り、家や村への報告的なものとして、このような習慣が広まったようです。最近では、その土地の名前が入ったお土産を買うというよりも、その土地でしか手に入らないおいしいものや珍しいものを、自分のために購入するという傾向が強くなっている気がします。機内でも、お客様から「何か良いお土産はありませんか?」と聞かれることがよくあります。知っている限りお答えするのですが、逆にお客様にその土地でしか味わえないものを教えていただくこともあり、思わぬ情報収集になることがあります。お土産選びは、相手の趣味嗜好を考えて喜んでいただける物を、また自分が貰ってうれしい物を……と考えると難しいですよね。でも、プレゼントのようにかしこまったものではなく、旅の報告もかねて気軽に喜んでいただけるものをお渡したいですね。ANA Latteには、特集で取り上げたスポットで人気のおみやげをご紹介する「おみやげセレクション」というコーナーがあるので、困ったときには、ぜひ参考にしてみてください。

意外と喜ばれる実用的なお土産たち|島村CA    
友人と会うときに、海外のステイ先で購入したお土産を持って行くことがよくあります。意外にも肩ひじの張らないリーズナブルで実用的なものが喜ばれています。そこで今回は、私が最近乗務することが多いアメリカでよく購入するお土産を3つご紹介したいと思います。1つ目は「ハンドソープ」です。殺菌作用があり、香りも10種類以上、いろいろな色で見た目にもかわいらしく、値段も3つで10ドルと手頃なので、気軽にお土産として持ち帰ることができます。2つ目は「キッチン用ペーパータオル」です。いろいろな色と柄があり、遊び心満点で、料理好きな友人に重宝がられています。3つ目は「絵本」です。海外の絵本はカラフルで見ているだけで楽しくなります。とくに子どものいる友人にはとても好評です。先日、私の甥っ子にもアメリカの絵本をお土産にプレゼントしたところ、とても気に入ってくれました。海外で地元のスーパーやショッピングモールへ行くと、食料品、お菓子、おもちゃ、ペット用品など、日本ではあまり見かけない面白いものを発見し、ついつい購入してしまいます。ショッピングモールでの買い物も楽しいですが、地元のスーパーで現地の人たちが普段使用しているものを購入して帰るのも楽しみのひとつになっています。

 

BACKNUMBER
'08.05/「この夏の旅行計画」河内CAおすすめ、悩みも吹き飛ぶ大自然の島
'08.04/「挑戦!」国内フルマラソンを完走した中川CAのさらなる挑戦は?
'08.03/「お花見」宮崎CAおすすめの穴場スポットは?
'08.02/「私の快眠法」島村CAが就寝前に気をつけていることは?
○'08.01/「心に残るお土産選び」術 豊田CAが海外旅行の際に必ず買う置物とは?

'07.12/「子どものころの夢」溝端CAが幼少時を思い出す、あるミュージカル
'07.11/「私の好きな空港」 中川CAが“まるでSFの世界のよう”と感じた空港とは?
'07.10/思い出の「郷土料理」 河内CAが毎年楽しみにしている佐賀の郷土料理とは?
'07.09/「スポーツの秋」私の楽しみ方 今年こそ!と意欲満々の藤本CA……
'07.08/「私の夏バテ予防法」宮崎CAは話題のエクササイズで......
'07.07/「私のお稽古事」島村CAの癒しの場所とは
'07.06/「新メンバーからご挨拶」篠原CAは、ワクワク感をお伝えしたい!
'07.05/「思い出深い国内旅行」 中村CAが感じる日本人としての喜び
'07.04/「大好きな街」今野CAがずっと憧れている街とは

HOME What's ANA Latte リンクとバナーについて プライバシーポリシー サイトマップ 最新情報RSS配信 航空券 - ANA